ブライトンブログ

ブライトンのバースコンシェルジュが
日々感じたことや想いを
綴って参ります。

お産の現場にて・・・

2019年11月25日

こんにちは。BC仲道です。

ハロウィンが終わった途端、街にはクリスマスのイルミネーションが次々と飾られ始め、早くも1年の終わりに

近づいているのを感じさせられる今日この頃です。

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さて、私は入社以来産科外来でコンシェルジュをしてきましたが、去る7月から産科病棟受付でのお仕事にも携ることになりました。

病棟の受付はLDRのすぐ脇にあるので、お産に臨む妊婦さんの様子が生々しく伝わってくることもあります。

陣痛に耐える大きな声が聞こえてくる時などは、自身の経験した凄まじい痛みを思い出し胃の辺りがきゅうっとなって落ち着かなくなってしまうのですが、ナースステーションの助産師さんや看護師さん達は冷静に淡々とそれぞれの仕事をこなしていて(当たり前なのですが・・・)、プロだなあと感心してしまうのでした。

そして妊婦さん付きの助産師さんから「体勢とります」の声が掛かると、直接お産に付き添う担当の方もそれ以外の方々もお産の時に向け意識を集中させ、その場の空気が変わるのがわかります。

その独特の緊張感の中、赤ちゃんの産声が聞こえてくる瞬間はなんとも言えない感動があります。

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私のいる病棟では、20代半ばの若い助産師さん達が大切な仕事を任され活躍しています。

若々しく瑞々しい感性で妊産婦さんに寄り添う姿は、ベテランの助産師さんが感じさせてくれるどっしりとした安心感とはまた違った魅力があり、1ヶ月健診の時に、感謝の意を伝えに彼女達を訪ねてくる患者様も少なくありません。

まだ身近にお産に触れる機会もあまりないであろう学生だった頃の彼女達が、どうして『助産師』という仕事を選んだのか、興味があって尋ねてみたことがあります。

一人の方は看護学生時代、『出産を控えて入院していた妊婦が脳出血を起こしたが診断が困難で対応が遅れ、その後19件もの病院に受け入れを断られた末、赤ちゃんは搬送先で帝王切開により誕生したものの、母親の方は死亡してしまった。』という事件を知り、異常を起こした妊婦さんに対して自身が正確で適切な対応ができる医療従事者になって、前記のような悲しい事故をなくしたいという思いから助産師の道を選んだと話してくださいました。

他にも、『自身の兄弟のもとに超未熟児が生まれたが、その出産から無事に退院まで至った過程に強い感動を受けて助産師を志すようになった。』という方や、『看護学校時代に助産師である先生に強く影響を受けた。他の科は患者さんの悪いところを探して治療をしていくが、産科は良いところを見つけてそこからどのように改善につなげていくかという視点を持つ科なんです。そこに魅力を感じて。』という話を聞かせてくれた方もいらっしゃいました。

きっかけは様々ですが、それぞれ何かに心を打たれて助産師を志し、学び、それぞれの思いを抱きながら今現場で新しい命を産み出す仕事をしているのだと思うと、なんだか熱いものがこみ上げてくるような気持ちになるのでした。

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「産まれてくるのは必ずしも健康な赤ちゃんばかりではないんです。でも、私は産まれた時、必ずお母さんに『おめでとうございます』って言うようにしてるんです。必ず、です。赤ちゃんがこの世に産まれるってことはその言葉に値することだと思うんです」と話す若い助産師さん。若くても自分の信念をしっかり持って仕事に向き合っていらっしゃいます。。

これから様々な経験を積んでいきながら、彼女達がどんな助産師さんに成長していくのか、とても楽しみです。

 

 

 

 

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